通所リハビリテーションにおいて、プログラムの作成はとても重要です。ご利用者本人が積極的に事業所に通い、治療や訓練を継続していただくことが心身機能の維持・回復に効果的だからです。
また他のご利用者との交流を通じて社会とのつながりを広げたり、ご家族や介護者の身体的・精神的負担が軽減されるといった利点が生じることが期待できます。
症状や障害の状況、各種検査、生活環境の調査を実施し、その評価に基づき多職種のスタッフによりリハビリテーション治療を中心にした基本プログラムをご用意致します。
基本プログラムをもとに、ご本人・ご家族の要望などを伺いスタッフと協議を行っていただきます。
協議内容を反映させたプログラムを作成し、ご本人・ご家族に提示し同意を得て実施の運びとなります。
(開始後もプログラムは必要に応じて変更が可能です。)
医師(内科・整形外科)、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、看護師など
当事業所で実施しているプログラムの内容および実例についてご紹介いたします。プログラムは主に次の5つの要素で構成されます。
利用当日の健康状態を把握するために以下の項目を計測し体調管理を行います。
◆ 血圧、脈拍、体温
リハビリテーションの主な目的は次のとおりです。
◆ 転倒予防、歩行・階段及び段差昇降等の維持改善
◆ 日常生活動作(食事・整容・更衣等)の獲得
◆ 痛みの改善

理学療法士や作業療法士などがご利用者の方と1対1で訓練を実施します。訓練には次のような種類があります。
【 機能回復訓練 】
◆ 関節可動域訓練
◆ 筋力強化訓練
◆ 神経・筋再教育訓練
【 日常生活動作訓練 】
◆ 基本動作訓練
寝返り動作、起き上がり動作、起立訓練などの起居動作訓練/歩行訓練
◆ 応用動作訓練
階段および段差昇降訓練/食事動作訓練/書字動作訓練

様々なリハビリテーション機器を使用して主に痛みの改善を図ります。
◆ 温熱療法
◆ 電気療法
◆ 体外衝撃波療法 ほか

体操、レクリェーション、手工芸、趣味的訓練などを行います。
【体操】
一般的な体操です。体をほぐし柔軟性の向上や血行増進をはかります。ラジオ体操、ストレッチ体操
【レクリェーション】
体を動かし、関節・筋肉及び心肺機能の改善を図るとともに、グループ活動による主体的社会生活の向上を目指し次のようなことを行っています。
(呼吸療法・音楽療法を取り入れた体操、風船バレー、ミニサッカー、輪投げ など)
【趣味的訓練】
手先の細かな作業を要する作品づくりを通じて、手指機能の維持や回復を図ることが目的です。
介護を必要とする利用者の皆様にとっては作品の完成には相当の時間を要しますので継続的な訓練効果が望めます。
また作品の完成により、達成感や新たな作品への挑戦意欲が生じたり、作品自体への興味が強くなり技術力の向上心が増すといった趣味的開発が期待できます。
主な作品
・編み物・裁縫・パッチワーク・ビーズアクセサリー・折り紙・ぬり絵・工作(牛乳パックなど)等
※これらの訓練は都合により変更となる場合があります。作品が完成した際の喜びはひとしおのようです。
自宅に飾ったりご友人に差し上げて喜ばれ、次作への意欲も大きく膨らみます。
温かい食事を提供していきます。きざみ食、粥食にも対応可能です。
お花見会、クリスマス会等各種季節の行事を実施しています。
送迎が必要なご利用者にはご自宅⇔施設間の送り迎えを致します。
ご利用者:86歳 女性
病 名:両側人工膝関節術後 腰部脊柱管狭窄症
日常生活上の悩み:
両膝、腰の痛みがあるため、外出する機会が減少。体力的な不安もあり遠出することができなくなり、なかなか田舎にも帰れなくなってしまった。
| 来所・送迎 |
- 9:30 - 10:30 - 12:00 - 13:30 - 15:00 - 16:00 - 16:30 |
|---|---|
| 健康チェック・体操 血圧・脈拍・体温測定 |
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| レクリエーション・手工芸 暮らし軽体操&手工芸・カラオケ |
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| 食事・休憩 | |
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リハビリテーション 疼痛部位を中心とした下肢の関節可動域訓練 下肢筋群の筋力強化訓練 歩行訓練 日常生活動作訓練 腰の痛みに温熱療法 |
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| レクリエーション・各種ゲーム | |
| 茶話会 お茶・おやつ |
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| 帰宅・送迎 |