Regenerative medicine

再生医療とPDF-FD療法の違いについて

整形外科領域

  • 製剤に細胞を含む

    製 剤名 称

    再生医療
    (PRP療法、APS療法)

    法規制 再生医療等の安全性の確保等に関する法律
    (厚生労働省への届出、審査、定期報告、治療に関する適用制限)
    製 剤
    1. 厚労省承認の高度医療管理機器を使用
    2. 採取血液を自院で加工
      (特定細胞加工物製造許可届出済)
    治療内容
    1. 定められた疾患、部位に対する治療
    2. 治療は血液採取当日のみ
    3. 法規制下で安全性が高い
    料 金 安全性を担保するための費用がかかり、
    PDF-FD療法に比べて高額となる。
  • 製剤に細胞を含まない(無細胞化)

    名 称

    PDF-FD療法

    法規制 当該治療に対する法規制なし
    製 剤
    1. 採取血液を外部加工場に搬送し製造委託
      (特定細胞加工物製造許可施設)
    2. 採血日から製剤完成まで約3週間を要する
    3. 複数容器に分けフリーズドライ製品化
    治療内容
    1. 法規制がないため治療の自由度が高く、疾患や部位を限定しない治療が可能
    2. 1回の採血、製品化により同時に任意の複数個所への投与や数日に分けて複数回投与する等の治療が可能である
    3. 製品がフリーズドライ化されているため最長6カ月先まで保存、治療が可能である
    料 金 製剤加工費以外にコストをあまり要しないため「再生医療」に比べて安価な傾向にある

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